修繕コラム大規模修繕に関する豆知識などをお届けします

大規模修繕の豆知識の記事一覧

入居率を上げるアパート・マンションのデザイン

愛知県尾張地域のアパート&マンションのオーナー様へ いつもお世話になっております。 アパート・マンション大規模修繕専門店 TB styleです。 今回は「外観のデザインと入居率の関係」についてお話していきます。 賃貸マンションやアパートの入居率を決めているものは何でしょうか? これは不動産会社や賃貸管理会社によって、さまざまな説が提唱されています。 どれも間違ってはいないと思いますが、そんな中でも私たちTB styleでは外観の重要性に着目して、特に外壁のデザイン性を中心とした外観に最低限の手を入れることで、入居率アップを実現するお手伝いをしています。 第一印象が重要な理由 人は見た目、第一印象が重要だという事は誰もがよく知っている事実です。 皆さんは「メラビアンの法則」はご存知でしょうか。 「メラビアンの法則」は、1971年にカリフォルニア大学ロサンゼルス校の心理学名誉教授であったアルバート・メラビアンによって発表されました。 メラビアンは、人間は他人とコミュニケーションを取るとき、言語・聴覚・視覚の3つの情報から相手を判断している、と仮定しました。 情報が相手に与える影響は、 言語:7% 聴覚:38% 視覚:55% これが「メラビアンの法則」です。 つまり、人が受け取る情報の半分以上は見た目に左右されているのです。 ところがマンションの第一印象についてはどうでしょうか? あなたのマンションは入居者にどういう印象を与えるでしょうか? 「皆様のマンションの第一印象はどうですか?」と質問させていただくと、ほとんどの方が「考えた事もなかった」とおっしゃいます。 人と同じようにマンションにも第一印象があり、その第一印象を良くすることで空室対策に繋がります。立地が良い、間取りが良い、家賃が安いだけでは入居者がなかなか決まらない時代になってきています。 そんな入居率を上げる「デザイン修繕」、興味はありませんか? そこで、オーナーの皆様が気になる空室対策のセミナーを開催させていただくことにしました! 詳細はこちらをクリック!! こちらは一宮市のアイプラザ一宮で開催しますのでぜひご参加ください!     TBstyleでは、計画段階からアドバイスをさせていただきますので、お気軽にご相談ください。 お問い合わせはこちら HPにない情報満載!カタログ資料ダウンロードはこちら 2024年2月23日 更新
大規模修繕の豆知識イベント・キャンペーン

長期修繕計画の作成方法

愛知県尾張地域のアパート&マンションのオーナー様へ いつもお世話になっております。 アパート・マンション大規模修繕専門店 TB styleです。 今回は「長期修繕計画の作成方法」についてお話していきます。 長期修繕計画とは 長期修繕計画とは20年~30年の長期にわたり、必要な修繕工事とその費用が計画されたものです。 工事項目ごとの費用、修繕計画の期間、計画期間中の収支、修繕積立金の制定理由を計画し今後の修繕の方向性を決めていくものになります。 長期修繕計画をたてる目的 1.修繕資金不足に備える    長期修繕計画書を作成することで「いつ・どのような修繕が・どれくらいの    費用で必要か」をしっかりと把握し、修繕資金を予め準備しておく 2.入居率を上げる    建物の印象を決める共用部の維持管理・改修を行うための投資として考える 3.過去の修繕履歴を把握する    賃貸マンションを売却することになれば、過去の修繕履歴や修繕状況は     極めて重要な資料となる   長期修繕計画をたてる手順 1.建物診断をする マンションによって修繕箇所や点検の箇所、面積・耐用年数などは全て異なってくるので、長期修繕計画を作成する場合は、他のマンションの計画を参考にすることはあっても『全く同じものを作る』ということはあり得ません。 また、耐用年数においてもマンションがある地理や環境によっても大きく変化するため、まずは現状の建物の状態をプロに見てもらい、現状を知りましょう。 2.キャッシュフロー診断をする 修繕をするためには資金が必要になります。 分譲マンションであれば、管理組合で修繕積立金を積み立てているケースもありますが、賃貸オーナーの方々のなかには積み立てていないという方もいらっしゃると思います。 現状の入居の状況であればどれぐらいの収支になるのか、どれぐらいで修繕費用を回収できるのか、どれぐらい修繕費に欠けるのが適正なのかをまずは知る必要があります。 3.マンション修繕のプロに計画の作成を依頼 新築であれば修繕計画を自分でたてることも可能かもしれませんが、築後しばらく経っている建物では、劣化状況に差が出すぎているため、自分で必要な修繕を予測することが困難になります。 さらに修繕計画は工事に関する内容のため、工事のプロにまかせるのが安心です。 建物のことを知り尽くした工事のプロにお願いすることで正確な長期修繕計画をたてることが可能になるでしょう。   いかがでしたでしょうか。 いま修繕計画をたてているという方も、これから立てるという方も参考になればと思います。   TBstyleでは、計画段階からアドバイスをさせていただきますので、お気軽にご相談ください。 お問い合わせはこちら HPにない情報満載!カタログ資料ダウンロードはこちら 2024年2月16日 更新
大規模修繕の豆知識

大規模修繕における2種類のコストカット

愛知県尾張地域のアパート&マンションのオーナー様へ いつもお世話になっております。 アパート・マンション大規模修繕専門店 TB styleです。 今回は「大規模修繕における2種類のコストカット」についてお話していきます。 大規模修繕の費用はできるだけ抑えたい、、と思っている方も多いのではないでしょうか。 大規模修繕を行う際のコストカットの方法に2種類あるのはご存知でしょうか? それは、 ①短期的視点でのコストカットと ②長期的視点でのコストカットです。 ①短期的視点でのコストカットとは、 1回の工事を最低限の内容だけに絞り、 1回当たりの工事にかかる費用を30%ほどカットするという考え方です。 最低限の工事しか行わないので工事周期は短くなりますが、トータルではコストを削減することができます。 ②長期的視点でのコストカットとは、 補修工事を行った後、出来る限りまとめて建物を長持ちさせるための工事を行い建物維持にかかるトータルコストを30%抑えていくという考え方です。 具体的には、まとめて工事を行うことで足場代を削減したり、人件費などを削減することができます。 こちらの場合は1回当たりの工事費用は大きくなりますが、その分長持ちするため工事周期は長くなります。 この2つの考え方は、どちらかが正しいというわけではなく、どちらも正解です。 一番の避けなければいけないのは、建物を放置をすることにより、 建物の劣化を進め、より莫大な費用が必要になってしまうことです。 アパートマンションの修繕には適切な時期が存在します。 その時期を間違えないためにも、定期的に建物の点検を行い、メンテナンスをしていくことが重要です。 建物とオーナー様の状況に合わせたコストカットを選択しより良い賃貸経営を実現しましょう。 TBstyleでは、計画段階からアドバイスをさせていただきますので、お気軽にご相談ください。 お問い合わせはこちら HPにない情報満載!カタログ資料ダウンロードはこちら 2024年2月9日 更新
大規模修繕の豆知識

1回目の大規模修繕で注意しておくべきポイントとは?

愛知県尾張地域のアパート&マンションのオーナー様へ いつもお世話になっております。 アパート・マンション大規模修繕専門店 TB styleです。 今回は「1回目の大規模修繕で注意しておくべきポイント」についてお話していきます。 大規模修繕は建物の価値を維持し、長期的な安全性を確保するために不可欠です。 しかし、初めての大規模修繕には、多くの注意点が伴います。 この記事では、大規模修繕の費用、施工会社の選び方、見積もりの取り方における重要なポイントを詳細に解説します。 ■ 大規模修繕の費用:予算設定の基準となるポイント 大規模修繕の費用を計画する際には、様々な要因を考慮する必要があります。以下に、予算設定の基準となる主要なポイントを詳細に説明します。 1. 建物の構造と材質 まず、建物の構造や使用されている材質が、修繕費用に大きく影響します。 例えば、鉄骨構造やコンクリート構造の建物は、木造建築物に比べて耐久性が高く、長期間にわたるメンテナンスが必要になることがあります。 これらの材質は一般的な材料よりも高価であるため、修繕費用もそれに応じて高くなる傾向にあります。 また、特殊な加工が施された材料や、伝統的な建築手法を用いた建物の場合、修繕に特化した技術や材料が必要になるため、これも費用を高める要因となります。   2. 修繕の範囲と種類 次に、修繕の範囲と種類によっても費用は大きく変動します。 屋根や外壁の塗装は、建物を保護するために定期的に必要な作業ですが、これらの作業は材料や施工の難易度によって費用が異なります。 防水工事も同様に、特に雨水の侵入を防ぐために重要な作業であり、建物の部位や使用する材料によって費用が変わります。 また、設備の更新においては、給水管や排水管、暖房・冷房システムなどの老朽化した設備を更新することで、将来の修繕費用を削減することが可能ですが、初期投資としては高額な費用が必要になります。   3. 建物の現状と必要な改修内容 最後に、建物の現状と必要な改修内容を明確にすることも、修繕費用を決定する上で重要です。 建物の使用年数、現在の損傷の程度、過去の修繕履歴などを詳細に分析することで、必要な修繕作業を特定し、それに基づいて費用を見積もることができます。 例えば、老朽化が進んだ建物では、全面的な修繕が必要になることがありますが、比較的新しい建物や適切にメンテナンスされている建物では、部分的な修繕で済むこともあります。 これらのポイントを考慮し、慎重に修繕費用の見積もりを行うことが、効果的かつ経済的な大規模修繕計画を立てるための鍵となります。 建物の構造と材質、修繕の範囲と種類、建物の現状と必要な改修内容を総合的に分析し、適切な予算設定を行うことで、建物を長期にわたり良好な状態に保つことができます。   ■ 施工会社選び:信頼と実績のチェックポイント 大規模修繕を成功させるためには、信頼できる施工会社を選ぶことが極めて重要です。 ここでは、施工会社選びの際に注目すべき三つの主要なポイントについて詳しく解説します。 1. 実績と評判の確認 施工会社の選定において最も重要なのは、その会社の実績と評判です。 過去のプロジェクトの成功例を調査することで、会社の能力や経験を理解することができます。 具体的には、類似の規模や特性を持つ建物での修繕実績を確認し、それらのプロジェクトでどのような問題が発生し、どのように解決されたかを把握することが大切です。 また、過去のクライアントからのフィードバックや口コミも、会社の評判を測る上で重要な情報源となります。 高い評価を受けている会社は、一般的に信頼性が高く、質の高いサービスを提供する傾向にあります。   2. 専門性と技術力の評価 次に、施工会社の専門性と技術力を評価することも重要です。 特に、建物の種類や修繕の範囲に応じて、特定の技術や専門知識が求められる場合があります。 例えば、歴史的建造物の修繕や、最新の環境技術を用いたエコフレンドリーな修繕など、特殊な要件を満たす必要がある場合、その分野に特化した施工会社を選ぶことが望ましいです。 技術力の高い会社は、効率的かつ効果的な修繕計画を提案し、高品質な結果を提供することができます。   3. コミュニケーションと対応の良さ 最後に、施工会社とのコミュニケーションと対応の良さも重要な要素です。 修繕プロジェクトは複雑で、多くの場合、予期せぬ問題が発生する可能性があります。 そのため、施工会社が明確かつ迅速に対応し、継続的なコミュニケーションを通じて問題を解決する能力が求められます。 良いコミュニケーションは、プロジェクトの透明性を高め、クライアントと施工会社の間の信頼関係を築くために不可欠です。 これらのポイントを総合的に考慮し、施工会社を慎重に選定することで、大規模修繕プロジェクトの成功確率を高めることができます。 実績と評判、専門性と技術力、そして優れたコミュニケーション能力を兼ね備えた施工会社を選ぶことが、質の高い修繕を実現する鍵となるでしょう。   ■ 見積もりの取り方:正確な予算計画を立てるために 正確な予算計画を立てるためには、適切な見積もりの取り方が不可欠です。 以下に、見積もりを取る際の重要なポイントを詳細に解説します。 1. 複数の見積もりの比較 まず、複数の施工会社から見積もりを取得し、それらを比較検討することが重要です。 見積もりを比較する際には、単に価格だけでなく、提案内容やサービスの質も考慮する必要があります。 具体的には、同じ修繕作業に対して、異なる会社がどのようなアプローチを提案しているか、また、それにどのようなコストがかかるかを詳細に検討します。 この比較により、最もコストパフォーマンスが高く、ニーズに合った会社を選定することが可能になります。 2. 詳細な仕様の確認 次に、見積もりに含まれる作業の詳細な仕様を確認することが重要です。 これには、具体的な修繕作業の内容、使用される材料、作業にかかる時間、必要な人員などが含まれます。 仕様が不明瞭な場合は、必ず事前に施工会社に問い合わせて明確にしておく必要があります。 詳細な仕様を把握することで、見積もりの正確性を高めるとともに、後に予期せぬ追加費用が発生するリスクを軽減できます。 3. 追加費用の有無の確認 最後に、見積もりの段階で追加費用の有無を確認することも重要です。 特に、老朽化が進んでいる建物の修繕の場合、作業中に予期せぬ問題が発生することがあります。 このような場合、追加の作業や材料が必要になる可能性があり、それに伴って追加費用が発生することがあります。 したがって、見積もりを取る際には、追加費用が発生する可能性についても、施工会社と明確に話し合い、その条件を理解しておくことが不可欠です。 これらのポイントを踏まえた見積もりの取り方によって、正確で信頼性の高い予算計画を立てることができます。 複数の見積もりの比較、詳細な仕様の確認、追加費用の有無の確認は、大規模修繕を成功させるための重要なステップです。 これらのポイントに注意を払いながら、慎重に見積もりを取得し、最適な施工会社を選定しましょう。   TBstyleでは、計画段階からアドバイスをさせていただきますので、お気軽にご相談ください。 お問い合わせはこちら HPにない情報満載!カタログ資料ダウンロードはこちら 2024年2月1日 更新
大規模修繕の豆知識

大規模修繕業者の選び方

愛知県尾張地域のアパート&マンションのオーナー様へ いつもお世話になっております。 アパート・マンション大規模修繕専門店 TB styleです。 今回は「修繕業者の選び方」についてお話していきます。 建物の修繕をする際、オーナー様の皆様はどの業者に工事を頼みますか? 大規模修繕において、どの施工業者に工事を依頼するかは、工事の品質や費用対効果を左右する重大なポイントになります。 「あの会社に頼むんじゃなかった・・・」 「もっと慎重に選んでおけばよかった・・・」 などと後悔することがないよう、業者選びで気を付けるポイントを覚えておきましょう。 具体的には、工事の実績やその会社が得意とする建物の構造・規模・工事内容、そしてアフターフォローの内容などです。 下記の表は大きく3つに分類した大規模修繕を行う業者の比較です。 総合建設業者 専門工事業者 マンション管理会社 概要 いわゆるゼネコンと呼ばれる業者。またはマンションを建築してくれた業者 大規模修繕を専門に 取り扱う業者。 日常の保守点検や定期的な小規模修繕などによって建物を継続的に管理している業者。 メリット 人材面・技術面など、組織としての対応力は高い。 専門分野の工事について技術力が最も高い。 施工実績が多いところならより安心できる。 建物管理の解決策は熟知している。 デメリット 工事は下請け業者任せになるため、統率力や現場監督力に不安がある。 元請けとしての施工管理 能力に弱いところもある。 大規模修繕に対応できないところもある。 重要なことはどの業者が正解、ということではありません。 建物の状況やオーナー様が今後どのような賃貸経営を行っていくかによって どの業者に頼むのがベストかは変わってきます。 それぞれのメリット・デメリットをしっかりと理解して、オーナー様がどこに頼むと一番いいのかを理解して発注するようにしましょう。 わからなければ比較をしてそれぞれの会社を比べると良いでしょう。 TB styleではどの業者に頼むと良いかを公平な目線でアドバイスさせていただきます。 「修繕は考えているけどどの会社に頼んだらいいか分からない」という方はぜひ一度TB styleにご相談下さい。   TBstyleでは、計画段階からアドバイスをさせていただきますので、お気軽にご相談ください。 お問い合わせはこちら HPにない情報満載!カタログ資料ダウンロードはこちら 2024年1月26日 更新
大規模修繕の豆知識

高齢化社会に付き合うためのマンション修繕・改修

愛知県尾張地域のアパート&マンションのオーナー様へ いつもお世話になっております。 アパート・マンション大規模修繕専門店 TB styleです。 今回は「高齢化社会に必要なマンションの修繕・改修」についてお話していきます。    マンション居住者の高齢化が、マンションの老朽化に影響するという現象が起きています。一体それはどういうことなのか。  今の高齢化の時代に必要とされる、マンションの修繕や改修について考えましょう。 高齢化社会とマンション  国土交通省が実施した「平成30年度マンション総合調査結果」によると、マンション居住者の状況として最も多い世帯主の年齢は60歳代で、全体の27.2%を占めています。次いで50歳代が24.3%、さらに70歳代が22.2%と続いており、居住者の高齢化が進んでいます。また、完成年次別内訳をみると、完成年次が古いマンションほど70歳代以上の割合が高くなっており、昭和54年以前のマンションにおける70歳代以上の割合は47.2%となっています。  また、彼らの永住意識は年々高まる傾向にあり、同調査において、62.8%の区分所有者が、現在住んでいるマンションに「永住するつもりである」と回答しています。これは、前回の平成25年度調査と比べても10.4%も高まっているのです。  マンションに対する永住意識が高いということは、並行してそこで暮らす人々の高齢化も進んでいくことになるでしょう。   高齢化によって起こりうる問題  居住者の高齢化が進むと、いったいどのようなことが問題となるのでしょうか。  まず第一に挙げられるのは、大規模修繕工事のための“修繕積立金不足”です。現実問題として、定年退職などにより今までの収入が減少し、毎月支払うべき修繕積立金を負担できない滞納者が増加し、必要な修繕積立金が集まりづらくなるという状況があります。  また、管理組合の維持運営に支障が出ることもあるのです。  管理組合の役員は通常、輪番制などによってマンションの区分所有者等から選出されますが、この役員への就任を断る人が増えています。平成20年度「住宅・土地統計調査」をもとに国土交通省が再集計したデータによると、理由として最も多いのが「高齢のため」となっています。  もうひとつ、深刻な問題と言えるのが、“高経年マンションの空き家化”です。国土交通省の調べでは、昭和54年以前に建設されたマンションでは「空き家率が0~20%」の住棟が36.1%と、平成25年度の調べより減少はしていますが、代わりに「空き家率が20%以上」の住棟は1.2%と前回より増加してしまっています。築年数が増えるごとに建物は劣化していきますが、居住者が減ってしまえば管理はますます行き届かなくなり、ゴミなどが放置され、空き巣などの犯罪も起きやすくなっていってしまいます。 高齢化社会に向けたマンション修繕に必要な項目  こうした問題の解決策としては、高齢化を想定してマンションの建て替えを行うか、大規模修繕を行うことになるでしょう。しかし、建て替えは膨大な費用と 、準備期間や建て替え中の仮住まい期間が長期となり、区分所有者の負担が大きくなる問題があり、現実的とは言い難いでしょう。それを言うのであれば、建物診断を行い、必要に応じた大規模修繕工事を実施することが一般的と考えられます。特に築30年を超えるマンションは、すでに故障や修理頻度の増大、老朽化を原因とした事故などのトラブルが発生しやすくなっています。できるだけ早急に対策を立て、何らかの修繕などが求められるでしょう。  大規模修繕工事を実施する際にポイントとなるのは、バリアフリー対策、または改修と、マンション自体の長寿命化です。バリアフリーはエレベーターの設置(階段しかない場合)にはじまり、共用部分の大きな段差の解消や手すりの設置、スロープの併設などが挙げられます。  一方、マンションの長寿命化は、建物の設備や施設の機能のグレードアップに加えて、セキュリティの強化、耐震改修などが含まれます。  なお余談として、バリアフリー化のためのリフォーム、耐震診断、補強設計、補強工事については、自治体などによる補助金や助成金を利用できるケースがありますので、利用しない手はないでしょう。    目指すべきは、現在のマンションを居住者の高齢化に対応したマンションへと再生させることです。  高齢化社会を視野に入れ、ポイントを確実に押さえた修繕や改修をプランニングしましょう。   TBstyleでは、計画段階からアドバイスをさせていただきますので、お気軽にご相談ください。 お問い合わせはこちら HPにない情報満載!カタログ資料ダウンロードはこちら 2024年1月18日 更新
大規模修繕の豆知識

大規模修繕期間中は防犯意識を高く持とう! セキュリティ対策をご紹介

愛知県尾張地域のアパート&マンションのオーナー様へ いつもお世話になっております。 アパート・マンション大規模修繕専門店 TB styleです。 今回は大規模修繕期間中のセキュリティ対策についてお話していきます。 【落とし穴?足場を組むことで高層階へも侵入が簡単に!】  マンションの大規模修繕工事期間中は、部外者による不法侵入や空き巣などの犯罪被害が発生するリスクが高まるのをご存じでしょうか?  何故、そのようなリスクが高まるのか。それは、大規模修繕期間中のマンションの環境が『侵入犯罪』を行う者にとって好都合であるためです。    その1つが、マンションを取り囲むように周囲に設置される足場です。大規模修繕の工事には、足場の設置は必要不可欠。しかし、足場が組まれると、部外者のベランダからの侵入が容易になるというデメリットも存在します。  加えて、工具の落下や騒音を防止するために足場の周囲を覆う保護シートや防音シートも、実は侵入者側からすれば好都合です。シートがあることで、足場の内側が見えづらくなるため、敷地内に忍び込む姿を外部から目撃されにくくなります。  また、大規模修繕工事の期間中は、施工業者の職人など、普段よりも多くの人がマンションへ出入りするもの。そのため、見覚えがない人物がマンションの敷地内にいても、住民の方も「あぁ、業者の人かな?」と思うだけで、あまり違和感を感じられないでしょう。不審に思われづらくなるという点も、侵入者にとっての大きなメリットです。  このように、大規模修繕工事中のマンションは、侵入者にとって狙いやすい条件が揃っていると言えるでしょう。では、いったいどうすればよいのでしょうか。   【便利!セキュリティアイテム!】  そんな被害に遭わないようにするためには、防犯対策が重要となってきます。今では、様々な防犯アイテムや方法があることでしょう。  では、具体的にはどのような方法があるのか、代表的なものをいくつかご紹介しましょう。 【防犯対策1】サッシ補助ロック  古今東西、空き巣などの侵入犯罪では、侵入経路として最も多いのは窓とされています。そんな窓の防犯グッズとして重宝されているのが、サッシの補助ロックです。  補助ロックがされていると、窓に付属している錠を開けても窓を開けることができず、侵入するためには補助ロックの解除を行わなければなりません。  警察の調べによる犯罪者の心理として、空き巣犯の約7割が侵入に5分以上かかる場合は犯行を諦め、10分以上かかる場合にはほとんどの者が侵入を断念するというデータがあります。そのため、通常よりも手強い補助ロック付きの窓は、侵入されるリスクを下げる効果が期待できるでしょう。  補助ロックは、商品によっては数百円から売られており、防犯グッズのなかでは比較的安価な部類です。施工業者によっては、大規模修繕のサービスとして、工事期間中に補助ロックを無償で貸し出している企業もあります。 【防犯対策2】透過性シート  足場を覆う防音シートや保護シートを透過性のものにすれば、侵入者がいる場合に外部から目撃しやすくなるので、犯行の防止につながります。  また、防犯面以外でも、マンションの内側から外側を見た際に、閉塞感が軽減されるという点は透過性シートを使用するメリットです。  ただし、一般的には黒や灰色といった濃い色味のシートが主流で、透過性シートを用意できない施工業者も多くあります。どの施工業者でも対応できるわけではないという点は、前もって理解しておきましょう。 【防犯対策3】センサーライト  夜間の被害防止にはセンサーライトが有効です。機器の対象となる範囲内に動くものがあれば、センサーが感知してライトが点灯します。暗闇に乗じてマンションに忍び込もうとする侵入者への威嚇効果を期待できます。  夜間に人が潜みやすくなる箇所に、センサーライトの設置を行えば高い防犯効果を発揮するでしょう。 【防犯対策4】防犯カメラ  防犯カメラは、設置するだけで高い効果が見込めます。姿が映像に残ってしまうと、後々捕まる可能性が高くなるため、侵入者にとって防犯カメラは脅威といえるでしょう。  それでも死角は発生するので全ての角度から全てを記録することは難しいですが、侵入するだろう経路に設置しておけば牽制にもなりますし、万が一被害が発生した際に、少しでも姿が映り込めば、その記録した映像が犯人逮捕に繋がる超有力な証拠となることにも期待できます。 【防犯対策5】暗証鍵付きの足場出入り口の扉  多くの施工業者は、足場出入り口の扉を、開閉に暗証番号の入力が必要なものを採用しています。暗証番号を知らない部外者は扉を開けられないので、侵入防止に効果的でしょう。 【防犯対策6】オリジナル作業着  施工会社によっては、現場で作業するスタッフが、自社オリジナルの作業着やヘルメットを着用するところもあります。  オリジナルの作業着を着ていれば、一目でその施工業者の関係者かどうかが判断可能です。 【防犯対策7】警備員による巡回  手っ取り早く、警備会社に依頼して、警備員に巡回してもらう方法もあります。  この方法は、大規模修繕工事が年末年始やお盆休みの期間にさしかかる場合など、足場が設置されたままの状態で、長期休暇に入る際に利用されることが多い傾向です。   『住民の“防犯意識を高めること”も重要』  大規模修繕期間中の侵入犯罪発生を防ぐためには、オーナー様だけでなく、やはり住民ひとりひとりが防犯意識を高く持つことが重要です。  例えほんの少しの時間であっても、家を空ける際には玄関はもちろん、室内すべての窓を必ず施錠しておくことは基本中の基本。  上述の窓の補助ロックをはじめ、防犯フィルム・防犯アラームなどの自宅で使える防犯グッズを利用するのも効果的です。空き巣犯の心理として、光を避ける傾向があるため、不在時にあえて照明を点けっぱなしにしておくのもよいでしょう。  また、高層階に住んでいる住民ほど、侵入犯罪に対する防犯意識が低い傾向です。「こんな高い場所に来るはずがない」と思ってしまうのかも知れません。確かに、普段でしたら滅多にないでしょうが、大規模修繕期間中という普段と違う環境では、足場という恰好の隠れ蓑があるため、高層階への侵入リスクも高まります。高階層の住民にも、“もしも”を考え普段から防犯意識を高く持つことは当然重要ですが、期間中は特に窓の戸締まりをしっかりと行うよう呼び掛けてみましょう。  そして、住民の防犯意識を高めるためには、管理組合が住民説明会などの場で防犯対策の必要性を周知するのが効果的。大規模修繕の期間中は犯罪発生リスクが高まることや、各住民が自宅で実施できる効果的な防犯対策の方法などを説明し、マンション全体の防犯力を高めていきましょう。    以上、今回は大規模修繕の防犯対策について解説しました。  マンションの住民が安全で快適に暮らすために防犯対策は重要。犯罪被害が起きてしまえば、被害を受けた当事者はもちろん、同じマンションで暮らす住民全体までが生活に不安を感じかねません。  特に、犯罪者にとって好都合な条件が揃う大規模修繕の実施期間中は、より一層気を引き締めて、防犯対策に取り組んでいきましょう。   TBstyleでは、計画段階からアドバイスをさせていただきますので、お気軽にご相談ください。 お問い合わせはこちら HPにない情報満載!カタログ資料ダウンロードはこちら 2024年1月15日 更新
大規模修繕の豆知識

マンション大規模修繕の相場について解説!

愛知県名古屋市・尾張地域のアパート&マンションのオーナー様へ いつもお世話になっております。 アパート・マンション大規模修繕専門店 TB styleです。 名古屋市で大規模修繕を検討している皆さん、この記事は必見です。 大規模修繕にかかる費用について、どのくらいの予算を見積もればよいのか、どんな工事が必要になるのか、そして費用をどう抑えることができるのか。 これらの疑問に答えていきます。築20年を超えた賃貸アパートやマンションの大家さんにとって、この記事は大切な情報源となるでしょう。 大規模修繕の費用相場は? 大規模修繕の費用は、建物の状態や規模によって大きく異なります。一般的には数百万円から数千万円の範囲で変動し、修繕の種類によっても費用は変わります。まずは自分の建物に必要な工事を把握することが重要です。ここでは、費用相場について詳しく解説します。 平均的な修繕費用の例 10階建てのマンションの場合、外壁塗装や防水工事、屋上のメンテナンスなどに約2000万円から3000万円程度かかることが一般的です。これはあくまで平均的な例で、建物の状態や工事内容によって費用は上下します。 工事の種類と平均費用 外壁塗装:1000万円〜2000万円 屋根修繕:500万円〜1500万円 防水工事:300万円〜800万円 設備更新:500万円〜2000万円 これらは目安であり、詳細な見積もりを取ることが重要です。 大規模修繕の各工事にかかる費用は? 大規模修繕には様々な工事が含まれます。外壁塗装、屋根の修繕、防水工事、設備の更新など、それぞれの工事に必要な費用を知っておくことが大切です。 具体的な工事と費用 外壁塗装では材料の質や塗装の範囲によって、1000万円以上かかることもあります。防水工事では、屋上やバルコニーの広さによって数百万円の差が出ることがあります。また、設備の更新では、給水管や排水管の交換、電気設備の改修などが含まれ、費用は工事内容によって大きく変わります。 費用の内訳 材料費:工事に使用する材料の費用。 人件費:工事に従事する労働者の賃金。 その他経費:運搬費、廃材処理費など。 大規模修繕の費用を抑える方法は? 費用を抑えるためには、計画的なメンテナンスが鍵となります。長期的な修繕計画を立て、必要な工事を段階的に行うことで、一度に大きな費用がかかるのを避けることができます。 賢い節約のコツ 外壁塗装と防水工事を同時に行うことで、作業の効率化とコスト削減が期待できます。また、複数の業者から見積もりを取ることで、最適な価格での契約が可能になります。さらに、定期的な点検を行い、小さな問題を早期に発見して対処することも重要です。 予算管理のポイント 複数の業者から見積もりを取る。 定期的な建物の点検とメンテナンスを行う。 修繕計画を長期的に立て、予算を分散させる。 まとめ 大規模修繕の費用について、正しい知識を持つことで、無駄なく効率的な修繕を行うことができます。名古屋市でアパート・マンションの大規模修繕、外壁塗装、防水工事を検討している方は、是非この記事を参考にしてくださいね! TB styleでは、名古屋市でお客様にピッタリのプランを提案しています。名古屋市のアパート・マンションの大規模修繕、外壁塗装、防水工事はTB styleお任せください!!   お問い合わせはこちら HPにない情報満載!カタログ資料ダウンロードはこちら 2023年12月15日 更新
費用について大規模修繕の豆知識

築15年以上は必ず行う!建物調査

愛知県尾張地域のアパート&マンションのオーナー様へ いつもお世話になっております。 アパート・マンション大規模修繕専門店 TB styleです。    建物は紫外線や風雨にさらされ、日々劣化していきます。そこで、築20年を過ぎたら一度「大規模調査」をすることをおススメします。「大規模調査」とは、建物の外装全体から、構造レベルに至るまで細かく調査を行うことです。ここではTB styleで実施している無料の調査の一部をご紹介します。   ●ドローンによる外壁調査 外壁面全体について剥落、エフロレッセンス、ひび割れ、浮きなどをドローンを用いて調査を行います。ドローンを用いることで、従来では調査出来なかった箇所(高所や裏面)を費用と時間を削減して調査できます。 ●既存シーリング材の劣化度調査 シーリングなど防水材の劣化度合(剥離・破断・ひび・白亜化・弾力性などの確認)を診断します。また、その他、屋上防水の劣化調査や漏水探査も行います。 ●浮き打診調査 テストハンマーなどを用いて外壁などの表面(タイル・モルタル・コンクリート・その他の仕上げ材)をたたき、浮き範囲などを異常音により判定する「打診調査」を行います。 建物の劣化は意外と気づきません。 ですが、必ず日々劣化をしていることは確実です! 劣化が進みすぎてしまうと、必要以上の費用がかかったり、修繕をしても建物の性能が上がらないなどの不具合に繋がってしまいます。 築12年~15年程度の段階で一度建物の状態を知るための診断をすることをおすすめします。   TBstyleでは、計画段階からアドバイスをさせていただきますので、お気軽にご相談ください。 お問い合わせはこちら HPにない情報満載!カタログ資料ダウンロードはこちら 2023年12月8日 更新
大規模修繕の豆知識
株式会社 達美装 代表取締役

髙見澤 達也TATSUYA TAKAMIZAWA

大規模修繕の豆知識での外壁・屋根塗装をご検討なら、ぜひ株式会社 達美装にご相談ください!

私自身もオーナーです。
だからこそオーナーの気持ちに寄り添った提案を致します。

愛知県名古屋市、達美装の代表取締役の髙見澤です。
弊社は名古屋市密着の大規模修繕の専門会社です。当社は一般住宅の塗装工事業として創業し活動する中で、マンション・アパートのオーナー様よりできるだけコストを抑えて工事を行いたいと伺い、このような専門店をオープンしました。

塗装や防水など、修繕・改修工事に関しては全て対応できる体制が整っております。ただ安いだけではなく、自社職人も抱えて高品質なアパート、マンション修繕ができる体制を取っており、名古屋市のオーナー様には、満足してもらえると自信を持っております。また、名古屋市の皆様のおかげで20周年を無事迎えることができました。これも、ひとえに皆様のご愛顧の賜物と心より感謝申し上げる次第です。

私自身も不動産物件を所有するオーナーです。所有物件を管理会社に任せっきりにしていると、ずさんな改修工事をされたりしてしまうことがあります。だからこそ、自らしっかりと所有物件を管理することが重要です。
大規模修繕工事専門のプロフェッショナルとして、スタッフがオーナー様のお悩みや不安を一緒になって解消できるよう分かりやすい工事内容のご提案・アドバイスをさせていただきます。
スタッフ一同、皆様のご来店を心よりお待ちしております。

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