修繕コラム大規模修繕に関する豆知識などをお届けします

大規模修繕の豆知識の記事一覧

大規模修繕の費用はいくらかかるの?工事費用のポイントを解説します!

愛知県名古屋市・一宮市尾張地域のアパート&マンションのオーナー様へ   いつもお世話になっております。 アパート・マンション大規模修繕専門店 TB styleです。   マンションの資産価値の維持、快適な生活の継続のためには、10~15年位の周期を目安に大規模修繕を実施することが適切といわれています。 そこで本日は、大規模修繕工事の費用について解説させていただきます。 1.大規模修繕工事にかかる大まかな費用は? 当たり前ですが、マンションはそれぞれ大きさや構造が違います。例え同じ大きさ、同じ構造でも築年数や立地、使用状況で修繕箇所は変わってきます。また、建物によって施設や設備も違いますし、特別な材料が使用されていたり、構造的な問題が原因で思いがけない故障が見つかったりする場合もあります。つまり築年数や規模だけでは、大規模修繕工事の費用を考えるのは大変難しいとお考えください。 大まかな目安として、戸あたり100万円とも言われますが、これはあくまでも目安であり、工事の内容や資金の準備状況によっても大きく変わってきます。大規模修繕工事は各マンションの状況に応じて、修繕を実施する工事になります。 2.大規模修繕工事の費用を抑えるには? 大規模修繕工事は大きな金額がかかるでしょう。費用を抑える視点はとても大切になってきます。しかし、大切なマンションを長く安全に使っていくための工事でもあるので、安かろう悪かろうだけで決めるわけにはいきません。「質の良い工事」を「適正な価格」で実施してもらうことが大切です。ここでは、費用に関わるポイントについて解説していきます。 ●信頼できるパートナーの選定 大規模修繕工事は専門的な内容も多く、管理組合の皆様で全てを判断するのは難しいケースもあります。そんな時、管理組合を専門家の視点でサポートしてくれるのが管理会社、設計事務所などのコンサルタント、施工会社などパートナーの存在です。大規模修繕工事の第一歩はこのパートナーをどこにするのか決定することから始まります。パートナーは準備の初期段階から完工まで管理組合の皆様と一緒に、計画の中心的立場で工事を進めていく存在となり、工事仕様の設計や見積の取得、施工会社の選定など全体の費用にも大きくかかわってきます。   ●建物診断で現状を知る 大規模修繕工事を実施する前には、建物の現地調査が行われます。基本的にはこの調査内容を元に建物の状態を診断し、工事内容が決定、見積が作成されます。有効性の高い工事をスタートさせるには、建物の状態を正確に知ることです。適切な内容が工事仕様や見積りに反映できるよう、きちんと診断を行いましょう。 ●工事の品質や会社の安定性 大規模修繕工事の施工会社を決める際、ほとんどの場合は複数社から相見積りをとり、1社を決定する流れになります。判断材料のひとつとして、「費用」は非常に重要ですが、同時にこれまでの施工実績や経験、工事への意欲といった質の部分、また経営の状況もしっかり見て総合的に判断することが大切です。工事の仕上がりは建物の耐久性や資産価値にも大きく影響します。補修が適切に行われていなければ症状がすぐに再発し、結果的に無駄な費用や手間がかかるといったことにもなりかねません。また、施工会社とは施工後もアフター点検などを通じて長年にわたる付き合いとなります。建物のことを安心して任せられる施工会社を、様々な観点から選定することが重要です。 ●工事内容の見直し 見積金額が予算オーバーの場合には、工事内容の見直しをしましょう。まずは、建物の維持や寿命、安全にかかわるような箇所から優先的に組み込んでいきます。緊急性が低い箇所は、次回の大規模修繕工事まで維持できるような対策を実施しましょう。または、積立金が貯まり次第、別途工事を実施するという方法もあります。ただし、足場が必要な外壁の補修やシーリング工事、バルコニーの防水工事など、大規模修繕工事の際に実施しておきましょう。 ●手遅れにならない適切なタイミングで直す 大規模修繕工事は一般的に10~15年周期で行うのが適切だと言われています。なぜなら建物を保護している塗料や防水材などが寿命を迎え、その効果が薄れてくるからです。ひび割れから雨水が侵入すると、徐々にコンクリートやその中の鉄筋が傷み、やがて寿命に関わる深刻なダメージを引き起こします。ダメージが深刻になればなるほど、補修範囲も広がり、工事にかかる費用や工期にも影響してしまいます。そのため、前回の大規模修繕工事から10年を過ぎたあたりで一度、建物診断を実施し状態を確認します。状態が良好であれば工事の必要性はないかもしれませんが、劣化が深刻になる前に補修ができるよう、専門家のアドバイスも受けながら次回の大規模修繕工事の計画を検討しましょう。 ●高耐久性・防汚性に優れた製品へグレードアップ 建物を定期的にメンテナンスしていくことはとても大切ですが、大規模修繕工事の間隔を短くし、頻繁に手を入れることが正解ではありません。なぜなら、1回の大規模修繕工事には、数千万円~億を超える費用が必要だからです。大規模修繕工事の回数を増やすということは、準備が必要な積立金の額も増えていきます。近年では大規模修繕工事の際に高耐久性・防汚性に優れた製品を採用し、次回までの間隔を長くするといったマンションも増えています。大規模修繕工事は将来の資金計画まで見据えて検討していくことが大切です。   3.大規模修繕費用についてよくある質問 Q.大規模修繕工事をしないとどうなるの? A.大規模修繕工事をしなかったからといって、建物がすぐに使えなくなるということではありません。しかし、どれだけ頑丈な建物でも経年劣化は確実に進んでいきます。例えわずかなひび割れでも放置していれば、いずれ取り返しのつかない大きなダメージに繋がる場合もあります。住人の安全面、資産価値という点からも、建物の状況に応じて、適切なタイミングで修繕を行っていただくことをおすすめします。 Q.1回目の工事よりも2回目、3回目のほうが高いって本当? A.一般的には1回目より2回目の方が高額になると言われていますが、必ずしもそうとは限りません。劣化の状況や設備の入れ替えの有無など工事内容にもよりますが、1回目と同等金額またはそれよりも費用が抑えられたというケースもあります。 ただし、築30年あるいは40年を超える3回目に関しては、建物本体の劣化が深刻化しているケースも多く、建物全体の機能修復に加え、給排水管やサッシなども更新時期を迎えます。また、バリアフリー化や防犯設備など時代のニーズに合わせた改良も検討事項となってきます。この時期の大規模修繕工事は建物にとっても大きな節目といえます。費用は、1回目、2回目より高額になる傾向があります。 Q.追加費用がかかるケースは? A.大規模修繕工事の場合、事前の建物診断で修繕箇所をある程度想定し、必要な施工範囲を見積り、費用を算出します。しかし、高所の外壁のひび割れやタイルの浮きなど、実際に足場が掛けられてからでないと状態がわからない箇所や、工事が始まって初めてわかる不具合も出てきます。そのため、当初の想定よりも修繕個所が多くなると、追加費用が発生する場合があります。また、逆に想定よりも少ない場合には減額となります。 Q.費用が足りない場合はどうすれば良い? A.大規模修繕工事の資金となる積立金が不足している場合、まずは工事内容の見直しを行いましょう。それでも足りない場合は、一時金の徴収、融資を受ける、または工事の時期自体を見直すといった対応策が必要となります。同時に、修繕積立金は将来的に予定されている工事のための費用でもありますので、目の前の工事だけでなく、将来的な視点も必要です。今後20~30年にわたる収支の状況は長期修繕計画で確認ができます。将来的にも積立金不足が想定される場合には、計画内容や積立金額の見直しなどの対策も考えていきましょう。   TBstyleでは、計画段階からアドバイスをさせていただきますので、お気軽にご相談ください。 2023年8月18日 更新
大規模修繕の豆知識新着情報

大規模修繕工事で必要な5つの工事内容

愛知県名古屋市・尾張地域のアパート&マンションのオーナー様へ いつもお世話になっております。 アパート・マンション大規模修繕専門店 TB styleです。 今回は「大規模修繕工事で必要な5つの工事内容」を解説します! 大規模修繕工事は、建物の経年劣化を補修するための工事です。建物は、年月が経つにつれ外壁をはじめ設備などが劣化していくことは避けられません。そのため、定期的な点検を行い不具合や故障の早期発見に努める必要があります。大規模修繕工事も、定期的に行うことで住人の安全や建物の劣化を防止し、機能を回復させることができるのです。この記事では、大規模修繕工事の工事内容を解説していきますのでぜひ参考にしてください。 大規模修繕工事の工事内容 大規模修繕工事は準備だけでも1~2年位、工事の完了までに2~3年位を要する大きなプロジェクトです。ここでは、外壁の塗装やタイルの補修、防水工事といった実際の大規模修繕工事の内容について詳しく見ていきましょう。 ●仮設工事 仮設工事には「直接仮設工事」と「共通仮設工事」があります。 「直接仮設工事」とは、大規模修繕工事を行うために必要な足場の設置のことをいいます。建物の周りに足場を建て、その周囲をメッシュシートで覆います。工事中の塗料飛散防止や、資材などが外部へ落下するのを防ぐために行います。また、工事中も安全に通行ができるよう出入口や通路の頭上には防護棚を設置したり、侵入者対策として防犯カメラやセンサーライトを取り付けたりします。実際の工事に入る前には、生活される住人や建物周囲の安全を守るため、この他にもさまざまな安全・防犯対策を講じます。 「共通仮設工事」では、主に現場事務所や作業員の休憩所、資材置き場、仮設トイレなどの仮設設備を設置します。仮設設備で必要な電気や水道などのインフラやインターネット環境、事務所で必要な電話・コピー機・パソコンなどの機器を備える工事も含まれます。 ●下地・タイル補修 下地補修は、コンクリートの躯体部分に生じたひび割れなどの劣化部分を補修する工事です。外壁タイルは、耐久性が高い外壁材ではありますが、メンテナンスフリーではありません。 まずはじめに建物の天井や壁などを目視や打診により診断し、状態を確認します。同じひび割れでも気候の変化により発生したものと、構造に由来しているものでは補修方法も変わってきます。代表的な補修方法としては、ポリマーセメントペーストやエポキシ樹脂をひび割れに充填する工法があります。また、状態によってはひび割れに沿って溝を作りシーリング材を充填する工法もあります。補修の際は症状を見極め、適切な補修方法を選択し、施工ができる知識と経験が求められます。 また、タイル貼りのマンションでは、タイルの状態の確認も必要です。タイルにはひび割れや欠損に加え、タイルが下地から浮いてしまう「浮き」という症状が現れることがあります。浮きが進行すると壁からタイルが剥がれ落ち、通行人に危害を及ぼしかねません。タイルの浮きには接着剤を注入し、下地との密着力を補う工法が一般的ですが、広範囲の場合や下地に手直しが必要な場合には貼り直しをします。 ●シーリング工事 シーリング工事とはサッシ廻りや外壁、タイルの目地などに使用されているシーリング材を新しく打ち替える工事です。ゴム状のシーリング材は、劣化すると防水性や気密性が失われていきます。シーリング材が劣化し隙間ができると雨水などが建物内部へ侵入し、漏水が発生したり、建物の劣化を進めてしまいます。シーリング材は、接合部分の材質に合った種類を選ぶことがとても大切です。外壁やサッシ廻りのほかにも手すりの支柱などシーリング材は様々な箇所に使われているます。シーリングは一般的に10~15年が経つと打ち替えの時期になりますが、工事を行う際には足場が必要になりますので、大規模修繕工事の際に一緒に施工をしておきましょう。 ●外壁塗装・鉄部塗装   主な塗装工事には「外壁塗装」と「鉄部塗装」の2種類があります。どちらも美観を高めるだけでなく、塗装工事をすることによって風雨や汚れからコンクリートや鉄を保護する効果があります。塗装前には長年の汚れや錆を丁寧に除去し、目的に応じた塗料を使って仕上げをします。 外壁塗装工事では、まず塗装面の状態を確認するため、下地と塗膜の付着力を検査します。付着力が一定以上の場合には、上から塗料を重ねますが、付着力が弱くなっている場合には、一度塗膜をはがして塗り直しを行います。外壁が塗装の場合、現状の色を塗り変えることも可能な場合があるので、新たな気持ちで生活できるというメリットもありますね。 鉄部塗装工事では、錆や腐食を防止するため錆止め塗装を塗布します。鉄製の扉や階段、メーターボックスの扉などが対象です。サンドペーパーなどを使い丁寧に錆を除去するのが大切なポイントです。この作業を丁寧に行うことで錆びの再発を防ぎ、塗料との密着性を高めることができます。下処理をした鉄部には錆止め、中塗り、上塗りと塗装を重ね美観を高めます。 ●防水工事 建物の劣化を防ぐためには、雨水などがコンクリート内部へ侵入するのを防止することが大変重要です。防水工事では、屋上や外階段、バルコニーなど風雨にさらされている床面を中心に防水処理を行います。また、屋上やルーフバルコニーは、劣化が進むと居室内への漏水に繋がりやすい場所となるため、住人の生活を守るためにも定期的なメンテナンスを行うことをおすすめします。屋上の防水工事では、アスファルトやウレタン、塩化ビニル樹脂シートなどの防水素材を使用します。それぞれに特性がありますが、劣化の状況や既存の防水層との相性を見て施工方法を選定します。 開放廊下や外階段、バルコニーについては、塩化ビニル樹脂シートやウレタン防水が多く用いられています。塩化ビニル樹脂シートは豊富なカラーやデザインがあり、選択するデザインによって印象の変化を楽しむことができます。また、バルコニーの場合は、防水工事をする際に足場が必要になりますので、大規模修繕工事の際に一緒に施工をするのが経済的です。   TBstyleでは、計画段階からアドバイスをさせていただきますので、お気軽にご相談ください。 お問い合わせはこちら HPにない情報満載!カタログ資料ダウンロードはこちら 2023年8月11日 更新
大規模修繕の豆知識

大規模修繕の足場費用はどれぐらい?

愛知県尾張地域のアパート&マンションのオーナー様へ いつもお世話になっております。 アパート・マンション大規模修繕専門店 TB styleです。 今回は「大規模修繕の足場費用はどれぐらい?」を解説します! マンション・アパートの大規模修繕に欠かせないのが足場工事です。 見積書の中で仮設工事と書かれているものがこれにあたります。 下の写真のように、建物の周りに足場を組んでいる光景を見たことがある方も多いのではないでしょうか。 しかし、この足場は工事が終われば取り外され、形には残らないためできるだけ費用をかけたくないという方も多いと思います。 今回のコラムではこの足場工事にかかる費用についてお伝えします。 マンション大規模修繕の足場費用は、以下の計算式によって算出することができます。 足場架面積×平米単価=足場費用 足場架面積とは、足場を実際に組む範囲を数値化するもので、マンションの外周の長さに8mを加えたものになります。 これは、足場をマンションの外周より少し離れた場所に設置するためです。 平米単価とは都道府県の基準や業者が個別に定めた基準によって単価は変化しますが、600円〜1000円程度が一般的です。 この平米単価が会社によって異なるため、よりコストを抑えたい場合はこの単価が低い会社を選ぶと良いでしょう。 例えば、足場架面積が1,000㎡の場合、単価が600円だと足場代は60万円となるのに対し、単価が1,000円の場合100万円となり、40万円も差が出ることになります。 実際に、足場を自社で保有している場合と管理会社経由で足場を発注している場合ではこれぐらいの差が出るケースがあります。 また、TBstyleでは自社で足場を保有しているので他社より足場価格を抑えて提供することができます。 一度見積書の単価を確認して、高いと感じた場合は相見積もりをご相談下さい。 今回は「大規模修繕の足場費用はどれぐらい?」についてお伝えしました! オーナーの皆様は、ぜひ足場の費用を抑えてお得に大規模修繕をしましょう!   TBstyleでは、計画段階からアドバイスをさせていただきますので、お気軽にご相談ください。 お問い合わせはこちら HPにない情報満載!カタログ資料ダウンロードはこちら 2023年8月4日 更新
大規模修繕の豆知識

築30年未満の物件をお持ちの方必見! その修繕費、適正ですか?

愛知県尾張地域のアパート&マンションのオーナー様へ いつもお世話になっております。 アパート・マンション大規模修繕専門店 TB styleです。 今回は「修繕費」についてお話していきます。 オーナーの皆様は、アパート・マンションの修繕を行う際、どの業者に頼むでしょうか。 いつもお付き合いがあり、良くしてくれる管理会社さんに物件のことをすべて任せている方も多いと思います。 しかし、建物の修繕をする場合は他の専門業者に一度見積を見てもらうことをおススメします。 小さな工事だからとそんなに気にしていない方も多いですが、実はその小さな工事でも必要以上に工事費用がかかっている可能性があります。 なぜなら、実際に修繕工事をするのは施工業者であり、そこに下の図のように中間マージンが発生するためです。 例えば、シーリングの打ち増し工事を依頼した際に、本当は50万円ですむものが、見積もりを よく比較せずに話をすすめてしまい、60万円もかかってしまっていた、 という話をよく聞きます。 この金額を小さいと感じる方もいるかもしれませんが、この積み重ねにより、より大規模な工事が必要になった時に資金が足りなくなる可能性もあります。 修繕の際は一度専門業者の見積もりと比較してみることをおススメします。   TBstyleでは、計画段階からアドバイスをさせていただきますので、お気軽にご相談ください。 お問い合わせはこちら HPにない情報満載!カタログ資料ダウンロードはこちら 2023年7月28日 更新
大規模修繕の豆知識

マンションの大規模修繕、融資はどう受ける?

愛知県尾張地域のアパート&マンションのオーナー様へ いつもお世話になっております。 アパート・マンション大規模修繕専門店 TB styleです。 今回は「マンションの大規模修繕の融資」についてお話していきます。 修繕費と積立金のイメージ   外壁や屋上の修繕が必要と感じながら、資金がネックになって実行できないかたも多いのではないでしょうか。 国土交通省のデータでは1戸当たり100万円の工事費が必要になるというデータも出ています。 オーナー様の中には、計画的に修繕費を積み立てているという方は多いと思いますが、 必要な時に都度用意しているという方もいらっしゃいます。 仮に修繕費積立金だけでは工事費用を賄えない場合には「金融機関からの借入」や「一時金徴収」をおこなう必要性が出てきます。 金融機関から借入れする場合には融資の申請手続きなど別の作業が発生します。 借り入れを行う場合、政策金融公庫や信用金庫、銀行から借り入れをおこない、工事完了後に複数年を掛けて返済していくことになります。 このように政策金融公庫や信用金庫、銀行から工事費用の不足分の一部を借り入れる方法もありますが、大規模修繕工事の実施後は、その後の修繕工事に備えた修繕積立金を確保するのに加えて、金利をプラスした借入金を返済しなくてはならないことに注意する必要があります。 さらに賃貸経営も経営である以上は、様々なリスクを抱えています。 万が一のことがあれば、売却を考えないといけないこともあります。 しかし、市場に売却に出しても、すぐ売却できるとも限りません。 売却して残債が残ってしまうのであれば、売却は困難になります。 そのため、ある程度手元に現金を残しておくことは、健全な経営をするために必要なことだと思います。 借り入れは不安はありますが、適正な賃貸経営を行っていくうえで必要な行為でもあります。 大事なことはしっかりと手元資金をコントロールできるかどうかです。 仮に借り入れを行ったとしても返済のシミュレーションができていれば返済の不安はなくなります。 それだけでなく、それを元手に新たな投資を行うこともできます。 より良い賃貸経営のために上手に借り入れを活用していきましょう!   TBstyleでは、計画段階からアドバイスをさせていただきますので、お気軽にご相談ください。 お問い合わせはこちら HPにない情報満載!カタログ資料ダウンロードはこちら 2023年7月21日 更新
大規模修繕の豆知識

今すぐ実践!大規模修繕セルフチェック

愛知県尾張地域のアパート&マンションのオーナー様へ いつもお世話になっております。 アパート・マンション大規模修繕専門店 TB styleです。 今回は「今すぐ実践!大規模修繕セルフチェック」についてお話していきます。 建物を長持ちさせるためには、正しく修繕することはもちろんですが、 正しい時期に修繕を行うことも重要です。 そのためには、定期的に建物の状態をチェックし、 劣化している箇所はないか、汚れている箇所はないか、 優先的に修繕をする必要があるのかないのかをしっかり見極めていく必要があります。 しかし、オーナーの皆様は、そもそも修繕が必要かどうかが分からないと正しい修繕はできないと思います。 そこで、「劣化度診断セルフチェックシート」を用意しました。 このシートで当てはまる部分にチェックを入れていただき、 その数が5個以上なら、一度詳しい調査をしたほうがよいでしょう。 オーナー様の建物を健康な状態に保つために是非活用してください。 外壁 ひび割れが何ヵ所か見られる 塗装面を指でこするとチョークのような粉がつく 手摺の部分に水垂れのような汚れがある 外壁にコケや藻が発生している タイル 外壁タイル面に白い汚れがある 外壁タイルに浮き、または割れが生じている シーリング シーリングを触った時に弾力がない シーリングに亀裂が入っている。 鉄部 鉄部に錆が生じている。 防水層 屋上・バルコニーの防水面にひび割れ、または捲れがある。   アパートマンションは12年ごとに大規模な工事をしないといけないわけではありません。 重要なことは、各部位の修繕周期を知り、必要な工事だけを必要な時期にすることです。 一度所有する建物の劣化状況を知り、点検・調査をしてみることで、修繕をしないといけないかどうかが分かりますので、ぜひ参考にしてください。 TBstyleでは、計画段階からアドバイスをさせていただきますので、お気軽にご相談ください。 お問い合わせはこちら HPにない情報満載!カタログ資料ダウンロードはこちら 2023年7月14日 更新
大規模修繕の豆知識

マンション屋上防水工事の耐用年数について

愛知県尾張地域のアパート&マンションのオーナー様へ いつもお世話になっております。 アパート・マンション大規模修繕専門店 TB styleです。 今回は「マンション屋上防水工事の耐用年数」についてお話していきます。   お持ちのマンションの屋上防水工事を最後にしたのはいつでしょうか? 外壁に比べて比較的長持ちする屋上防水工事ですが、 当然その寿命は永遠ではありません。 紫外線や風雨にさらされて確実に防水層は劣化していきます。 そして、劣化が進んだ防水層は破断が起きたり、捲れたり、結合部から漏水が起きたりします。 防水層が水を防げず躯体内部に浸水すると、建物内部から劣化が急激に進行します。 そうすると50年もつものが40年しかもたなかったり、 居住スペースに雨漏りが発生してクレームの原因になったりします。 これを未然に防ぐためにも、防水工事は最優先で行わないといけない工事のひとつです。   では屋上防水の耐用年数はどれくらいなのでしょうか? 屋上防水の耐用年数 屋上防水の耐用年数は、屋上防水の種類によって異なります。 ここでは具体的に、以下の屋上防水の耐用年数についてご紹介します。 ・シート防水 ・アスファルト防水 ・ウレタン防水 それでは具体的に見ていきましょう。 シート防水 シート防水は最もポピュラーな防水工事のひとつです。 このシート防水の耐用年数は一般的に10年~15年と言われています。 シート防水とは屋上の下地にゴムや塩化ビニルなどのシート状の合成高分子材料を貼り付ける防水工法です。 シートを貼り付けるだけの工法なので、工期が短く、施工後すぐ防水効果を発揮するのが特徴です。 また、他の工法より低コストで工事ができることも特徴です。   ウレタン防水 ウレタン防水は一般住宅のベランダにも利用される工法です。 このウレタン防水の耐用年数は一般的に8年~10年と言われています。 ウレタン防水は下地にウレタンの防水材を塗っていき、防水層を形成する工法です。 塗料で防水層を形成するため、形の自由度が高く複雑な形状の屋上にも対応することができます。 コストを抑えて工事ができますが、耐久性が低くトップコートの塗り替えなどメンテナンスが欠かせません。 アスファルト防水 最後のアスファルト防水は比較的耐用年数が高く、 一般的にアスファルト防水の耐用年数は15年~30年と言われています。 アスファルト防水とは下地にアスファルトを浸透させたシートをはり、 その上からアスファルトで押さえつける工法です。 防水層を厚くできるので防水性能が高く、耐用年数も高いのが特徴です。 その反面、施工にかかる費用が他の工法と比べて高く、工期も長くなりやすいデメリットがあります。 また、重量があるので木造の住宅や小規模な建物には向いていません。   TBstyleでは、計画段階からアドバイスをさせていただきますので、お気軽にご相談ください。 お問い合わせはこちら HPにない情報満載!カタログ資料ダウンロードはこちら 2023年6月30日 更新
大規模修繕の豆知識

大規模修繕工事の進め方

愛知県尾張地域のアパート&マンションのオーナー様へ いつもお世話になっております。 アパート・マンション大規模修繕専門店 TB styleです。 今回は「大規模修繕工事の進め方」についてお話していきます。 初めて大規模修繕をされる方や、管理会社に任せっきりにしているという方は 「具体的な大規模修繕の進め方が分からない」という方も多いのではないのでしょうか。 大規模修繕をする際には基本的な進め方があります。 工事を頼んだ修繕会社がしっかりと進めてくれているか、 また、契約前にしっかりと説明をしてくれているか、など把握をすることが大規模修繕で失敗しないコツです! それでは具体的な工事の進め方をお伝えします。 01.調査・点検 皆様が大規模修繕を検討する際、まず見積を取るケースがあると思います。 ひとまず、どれぐらいの価格になるのかを知りたい場合、建物の状態をよく知る必要があります。 マンション・アパートの修繕は様々な工法があります。 劣化の状況によって施工の方法は変わってきます。 最適な施工をするために資格者が診断します。 02.プランニング 現地調査の後、工事計画書・見積書を提出します。 工事時期の確認後、最適な提案を考えていきます。 具体的な工事計画と予算をオーナー様へご提案し、一緒に工事計画を考えます。 03.工事説明 大規模修繕は多くの居住者が関わる工事です。 特にベランダ廻りや共用部などは生活に直接かかわるため、事前に説明が必要になります。 そのため、必要があれば入居者様に説明会を実施します。 04.改修工事 事前の打ち合わせが終わればいよいよ工事です。 工事については安心・安全に行うことが第一優先です。 近隣の方にもあいさつを行い、ご迷惑をおかけしないように最大限、気を付けることが重要です。 工事中は品質管理をしっかりと行い、施工不良がないようにチェックしていきます。 そして、施工後の完工チェックは細部まで確認し引き渡しを行います。   05.アフターフォロー 大規模修繕は工事が終われば終わりではありません。 細心の注意を払っていても施工不良が出てしまうことは稀にあります。 そのため、大事なことは工事が終わった後も長くお付き合いができるかどうかです。 工事を頼む際はその会社の定期点検や、保証がどうなっているかを見ましょう。     TBstyleでは、計画段階からアドバイスをさせていただきますので、お気軽にご相談ください。 お問い合わせはこちら HPにない情報満載!カタログ資料ダウンロードはこちら 2023年6月23日 更新
大規模修繕の豆知識

名古屋市における大規模修繕:理解と準備が求められる時 名古屋市・一宮市の大規模修繕専門店TB style

愛知県名古屋市・一宮市・尾張地域のアパート&マンションのオーナー様へ いつもお世話になっております。 アパート・マンション大規模修繕専門店 TB styleです。 今回は名古屋市の大規模修繕についてお話していきます。 名古屋市は、その歴史と伝統、そして近代的な都市機能を持つ大都市であり、多くのビルやマンションが立ち並んでいます。 しかし、これらの建物も時間と共に経年劣化し、大規模修繕の必要性が出てきます。 今回は名古屋市での大規模修繕に焦点を当て、その重要性と進め方について詳しく解説します。 まず初めに、大規模修繕とは何かを理解することが重要です。 大規模修繕とは、建物の寿命を延ばすために行う、大がかりな修繕工事のことを指します。 これには外壁塗装や屋上防水、エレベーターの交換、設備の更新などが含まれます。 特に、名古屋市のような都市部では、建物の密集度と規模が大きいため、適切な計画と実行が必要となります。 次に、名古屋市での大規模修繕の重要性について考えてみましょう。 名古屋市は、経済活動が盛んで、多くのビジネスと住宅が集まる場所です。 そのため、建物の機能を維持し、安全で快適な環境を提供することは、都市機能の維持に直結します。 また、防災の観点からも、経年劣化による建物の崩壊を防ぎ、地震などの災害に備えるためにも、定期的な大規模修繕は必要です。 さらに、名古屋市での大規模修繕には、都市独自の特性と課題が存在します。 例えば、名古屋市は地盤が強く、地震のリスクが低いとされていますが、それでも地震への対策は必要です。 また、名古屋市は温暖湿潤な気候であり、それが建物の劣化を早める可能性もあります。 したがって、これらの地域特性を考慮した大規模修繕の計画と実施が求められます。 名古屋市における大規模修繕を成功させるためには、以下の点を考慮することが重要です。 まず、修繕工事を必要とするタイミングを正確に把握すること。 これには、定期的な建物の点検と評価が必要です。 次に、適切な修繕計画を立て、それを順守すること。 そして、修繕工事にかかる費用を事前に見積もり、必要な資金を確保することです。 最後に、名古屋市で大規模修繕を行う際には、専門的な知識と経験を持つ専門家の力を借りることをおすすめします。 彼らは、名古屋市の気候や地盤の特性、建築法規などを考慮した上で、最適な修繕計画を立て、安全かつ効率的に工事を進めることができます。 以上のように、名古屋市における大規模修繕は、建物の維持管理と都市機能の維持、防災の観点から非常に重要です。 また、名古屋市独自の都市環境と特性を考慮した修繕計画が求められます。 大規模修繕は大きな費用と時間を必要としますが、それは建物の価値を保ち、安全で快適な生活環境を提供するための重要な投資です。 名古屋市の皆さんも、是非この機会に大規模修繕の必要性とその計画について考えてみてください。 TBstyle(達美装)では名古屋市にショールームを構えております。 大規模修繕に不安があるという方はぜひご相談ください。 〒462-0026 愛知県名古屋市北区萩野通2丁目14 TEL:0120-825-257 TBstyleでは、計画段階からアドバイスをさせていただきますので、お気軽にご相談ください。 お問い合わせはこちら HPにない情報満載!カタログ資料ダウンロードはこちら 2023年6月16日 更新
大規模修繕の豆知識
株式会社 達美装 代表取締役

髙見澤 達也TATSUYA TAKAMIZAWA

大規模修繕の豆知識での外壁・屋根塗装をご検討なら、ぜひ株式会社 達美装にご相談ください!

私自身もオーナーです。
だからこそオーナーの気持ちに寄り添った提案を致します。

愛知県名古屋市、達美装の代表取締役の髙見澤です。
弊社は名古屋市密着の大規模修繕の専門会社です。当社は一般住宅の塗装工事業として創業し活動する中で、マンション・アパートのオーナー様よりできるだけコストを抑えて工事を行いたいと伺い、このような専門店をオープンしました。

塗装や防水など、修繕・改修工事に関しては全て対応できる体制が整っております。ただ安いだけではなく、自社職人も抱えて高品質なアパート、マンション修繕ができる体制を取っており、名古屋市のオーナー様には、満足してもらえると自信を持っております。また、名古屋市の皆様のおかげで20周年を無事迎えることができました。これも、ひとえに皆様のご愛顧の賜物と心より感謝申し上げる次第です。

私自身も不動産物件を所有するオーナーです。所有物件を管理会社に任せっきりにしていると、ずさんな改修工事をされたりしてしまうことがあります。だからこそ、自らしっかりと所有物件を管理することが重要です。
大規模修繕工事専門のプロフェッショナルとして、スタッフがオーナー様のお悩みや不安を一緒になって解消できるよう分かりやすい工事内容のご提案・アドバイスをさせていただきます。
スタッフ一同、皆様のご来店を心よりお待ちしております。

SHOWROOM大規模修繕・マンション修繕専門ショールーム

  • 名古屋ショールームアクセスマップ

    〒462-0026 愛知県名古屋市北区萩野通2丁目14
    TEL:0120-825-257
    営業時間 10:00-16:00(水曜定休)来店予約はこちら

    TB Style 大規模修繕専門ショールームアクセスマップ

    〒491-0064 愛知県一宮市宮西通8丁目25−1
    TEL:0120-931-797
    営業時間 10:00~16:00(水曜定休)来店予約はこちら

  • 一宮 ショールームアクセスマップ

    〒491-0831 愛知県一宮市森本4丁目13-23
    TEL:0120-825-257来店予約はこちら

  • 江南ショールームアクセスマップ

    〒483-8272 愛知県江南市古知野町北屋敷89
    TEL:0120-825-257
    営業時間 10:00-16:00(水曜定休)来店予約はこちら

  • 春日井ショールームアクセスマップ

    〒486-0846 愛知県春日井市朝宮町2丁目14-8
    TEL:0120-825-257
    営業時間 10:00~16:00(水曜定休)来店予約はこちら

  • 稲沢ショールームアクセスマップ

    〒492-8213 愛知県稲沢市高御堂2丁目14-5
    TEL:0120-825-257
    営業時間 10:00-16:00(水曜定休)来店予約はこちら

  • 施工事例集&大規模修繕 資料請求
  • 定期開催中 賃貸マンション・アパート大規模修繕セミナー
定期開催中 オーナー・管理会社様のための大規模修繕セミナー お申し込みはこちらから