修繕コラム大規模修繕に関する豆知識などをお届けします

長期修繕計画の作成方法

大規模修繕の豆知識 2024.02.16 (Fri) 更新

愛知県尾張地域のアパート&マンションのオーナー様へ

いつもお世話になっております。

アパート・マンション大規模修繕専門店 TB styleです。

今回は「長期修繕計画の作成方法」についてお話していきます。

長期修繕計画とは

長期修繕計画とは20年~30年の長期にわたり、必要な修繕工事とその費用が計画されたものです。
工事項目ごとの費用、修繕計画の期間、計画期間中の収支、修繕積立金の制定理由を計画し今後の修繕の方向性を決めていくものになります。

長期修繕計画をたてる目的

1.修繕資金不足に備える

   長期修繕計画書を作成することで「いつ・どのような修繕が・どれくらいの
   費用で必要か」をしっかりと把握し、修繕資金を予め準備しておく

2.入居率を上げる

   建物の印象を決める共用部の維持管理・改修を行うための投資として考える

3.過去の修繕履歴を把握する

   賃貸マンションを売却することになれば、過去の修繕履歴や修繕状況は
    極めて重要な資料となる

 

長期修繕計画をたてる手順

1.建物診断をする

マンションによって修繕箇所や点検の箇所、面積・耐用年数などは全て異なってくるので、長期修繕計画を作成する場合は、他のマンションの計画を参考にすることはあっても『全く同じものを作る』ということはあり得ません。

また、耐用年数においてもマンションがある地理や環境によっても大きく変化するため、まずは現状の建物の状態をプロに見てもらい、現状を知りましょう。

2.キャッシュフロー診断をする

修繕をするためには資金が必要になります。

分譲マンションであれば、管理組合で修繕積立金を積み立てているケースもありますが、賃貸オーナーの方々のなかには積み立てていないという方もいらっしゃると思います。

現状の入居の状況であればどれぐらいの収支になるのか、どれぐらいで修繕費用を回収できるのか、どれぐらい修繕費に欠けるのが適正なのかをまずは知る必要があります。

3.マンション修繕のプロに計画の作成を依頼

新築であれば修繕計画を自分でたてることも可能かもしれませんが、築後しばらく経っている建物では、劣化状況に差が出すぎているため、自分で必要な修繕を予測することが困難になります。

さらに修繕計画は工事に関する内容のため、工事のプロにまかせるのが安心です。

建物のことを知り尽くした工事のプロにお願いすることで正確な長期修繕計画をたてることが可能になるでしょう。

 

いかがでしたでしょうか。

いま修繕計画をたてているという方も、これから立てるという方も参考になればと思います。

 

TBstyleでは、計画段階からアドバイスをさせていただきますので、お気軽にご相談ください。

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