修繕資金がないときはどうしたらいい?
愛知県尾張地域のアパート&マンションのオーナー様へ
いつもお世話になっております。
アパート・マンション大規模修繕専門店 TB styleです。
今回は「修繕資金」についてお話していきます。
賃貸アパート・マンションの満室経営を維持し、建物の価値を持続していくために、大規模修繕の実施は欠かせません。
その際、一番気になるところは「修繕にはどれぐらいの費用が必要なのか」ということです。
建物を40年間保有する場合にかかる外装の修繕費は、木造・軽量鉄骨の物件で1戸当たり約80万円、RC造・重量鉄骨造で1戸当たり108万円と言われています。
つまり、20戸のRC造の物件の場合、40年間で約2,160万円がかかるということです。
ではこの修繕費はどうやって調達すればよいのでしょうか。
ベストな方法は早い段階から毎月少しずつ積み立てることです。
しかし、将来の修繕に備えて資金を積み立てているオーナー様は少数派です。
その理由は、長期修繕計画を立てていないから目標金額がわからなかったり、積立金は経費にならないなどということからです。
ただ、手元に資金がないからといって、修繕を先延ばしするとリスクが増してしまいます。
「劣化の進行→競争力の低下→空室増加→家賃収入の減少→修繕費の確保困難」という悪循環に陥り、手遅れになりかねません。
そこで、修繕資金がないときの対処法を下記に示します。
①借り入れを活用する
築古物件の場合、融資を受けにくいイメージがあるかもしれませんが、最近は、オーナーの資産内容、賃貸経営の資金繰りの状況次第では、築古物件でも柔軟に対応してくれる金融機関が出てきています。
特に、日頃からやりとりしている信用金庫など、地域密着型の金融機関なら、親身に相談に乗ってくれるでしょう。
②分割施工を行う
プロに建物の劣化診断をしてもらい、すぐに修繕が必要なところ、5年後でも構わないところを振り分け、優先順位の高いところから着手するという考え方もあります。
外階段や廊下、屋上の防水など足場の不要な工事と、外壁塗装のように足場の必要な工事に切り分けるというのも1つの方法です。
つまり、必要な工事を先送りするのは避けるべきですが、優先度の低い部位を後回しにする分にはダメージは小さくなります。
このように分割すれば、支出を分散できます。
TBstyleでは、計画段階からアドバイスをさせていただきますので、お気軽にご相談ください。
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