屋上防水の種類について詳しく解説!選び方のポイントも紹介 名古屋市・一宮市の大規模修繕専門店TB style
愛知県尾張地域のアパート&マンションのオーナー様へ
いつもお世話になっております。
アパート・マンション大規模修繕専門店 TB styleです。
今回は「屋上防水の種類について詳しく解説!選び方のポイントも紹介」についてお話していきます。
屋上防水の種類5選
アスファルト防水
アスファルト防水は、屋上防水の種類の中でも最も一般的で、多くの建物で採用されています。アスファルト防水は、アスファルトを主成分とした材料を用いて、屋上を防水する方法です。アスファルト防水の種類には、トーチ防水とシート防水があります。トーチ防水は、アスファルトを熱して溶かし、屋上に塗布する方法です。一方、シート防水は、アスファルトをシート状にしたものを屋上に敷き詰める方法です。アスファルト防水は耐久性が高く、施工がしやすいというメリットがありますが、耐熱性や耐候性が弱いというデメリットもあります。
ウレタン防水
ウレタン防水は、屋上防水の種類の中で、特に施工が簡単で、多様な形状の屋上に対応できるという特徴があります。ウレタン防水は、ポリウレタンという樹脂を主成分とした材料を用いて、屋上を防水する方法です。ウレタン防水は、液状の材料を塗布して施工するため、複雑な形状の屋上でも施工が容易です。また、ウレタン防水は、耐候性や耐熱性に優れており、長期間の保護が期待できます。ただし、ウレタン防水は、アスファルト防水に比べてコストが高いというデメリットがあります。
シリコン防水
シリコン防水は、屋上防水の種類の中で、特に耐熱性や耐候性が優れていることが特徴です。シリコン防水は、シリコン樹脂を主成分とした材料を用いて、屋上を防水する方法です。シリコン防水は、紫外線や高温に強いため、屋上の劣化を防ぎ、長期間の保護が期待できます。また、シリコン防水は、シームレスな仕上がりが得られるため、屋上の見た目も美しくなります。ただし、シリコン防水は、ウレタン防水やアスファルト防水に比べて、コストが高いというデメリットがあります。
フッ素樹脂防水
フッ素樹脂防水は、屋上防水の種類の中で、最も耐久性が高いとされています。フッ素樹脂防水は、フッ素樹脂を主成分とした材料を用いて、屋上を防水する方法です。フッ素樹脂は、耐候性や耐汚染性に優れており、屋上の保護効果が非常に高いと言われています。また、フッ素樹脂防水は、自己清浄機能があるため、屋上のメンテナンスが容易です。ただし、フッ素樹脂防水は、他の屋上防水の種類に比べて、施工コストが高いというデメリットがあります。
ゴム系防水
ゴム系防水は、屋上防水の種類の中で、柔軟性に優れていることが特徴です。ゴム系防水は、ゴムを主成分とした材料を用いて、屋上を防水する方法です。ゴム系防水は、建物の動きや変形に対応できるため、地震に強い建物での採用が推奨されています。また、ゴム系防水は、耐候性や耐熱性にも優れており、長期間の保護が期待できます。ただし、ゴム系防水は、他の屋上防水の種類に比べて、コストが高いというデメリットがあります。
屋上防水の種類を選ぶポイント
1.建物の状況や用途に合わせて選ぶ
2.施工コストと耐久性を比較検討する
3.地域の気候や環境によって選ぶ
4.メンテナンスのしやすさを考慮する
5.建物のデザインや外観に合わせて選ぶ
まとめ
このコラムでは、屋上防水の種類について詳しく解説しました。アスファルト防水、ウレタン防水、シリコン防水、フッ素樹脂防水、ゴム系防水のそれぞれの特徴とメリット・デメリットを理解し、建物の状況や用途、予算などを考慮して最適な屋上防水の種類を選びましょう。
また、地域の気候や環境、メンテナンスのしやすさ、建物のデザインや外観なども選択のポイントとして重要です。屋上防水は、建物を長期間保護するための重要な要素であるため、適切な種類を選ぶことが大切です。
このコラムを参考に、最適な屋上防水の種類を選んで、建物をしっかりと保護しましょう。屋上防水は、建物の価値を高めるだけでなく、快適な居住空間を維持するためにも重要な役割を果たします。どの種類が最適か悩んだ場合は、専門家に相談することもおすすめです。
TBstyleでは、計画段階からアドバイスをさせていただきますので、お気軽にご相談ください。
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