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マンション屋上防水工事の耐用年数について

大規模修繕の豆知識 2023.06.30 (Fri) 更新

愛知県尾張地域のアパート&マンションのオーナー様へ

いつもお世話になっております。

アパート・マンション大規模修繕専門店 TB styleです。

今回は「マンション屋上防水工事の耐用年数」についてお話していきます。

 

お持ちのマンションの屋上防水工事を最後にしたのはいつでしょうか?

外壁に比べて比較的長持ちする屋上防水工事ですが、
当然その寿命は永遠ではありません。

紫外線や風雨にさらされて確実に防水層は劣化していきます。

そして、劣化が進んだ防水層は破断が起きたり、捲れたり、結合部から漏水が起きたりします。

防水層が水を防げず躯体内部に浸水すると、建物内部から劣化が急激に進行します。

そうすると50年もつものが40年しかもたなかったり、

居住スペースに雨漏りが発生してクレームの原因になったりします。

これを未然に防ぐためにも、防水工事は最優先で行わないといけない工事のひとつです。

 

では屋上防水の耐用年数はどれくらいなのでしょうか?

屋上防水の耐用年数

外壁塗装 愛知

屋上防水の耐用年数は、屋上防水の種類によって異なります。

ここでは具体的に、以下の屋上防水の耐用年数についてご紹介します。

・シート防水
・アスファルト防水
・ウレタン防水

それでは具体的に見ていきましょう。

シート防水

シート防水は最もポピュラーな防水工事のひとつです。

このシート防水の耐用年数は一般的に10年~15年と言われています。

シート防水とは屋上の下地にゴムや塩化ビニルなどのシート状の合成高分子材料を貼り付ける防水工法です。

シートを貼り付けるだけの工法なので、工期が短く、施工後すぐ防水効果を発揮するのが特徴です。

また、他の工法より低コストで工事ができることも特徴です。

 

ウレタン防水

ウレタン防水は一般住宅のベランダにも利用される工法です。

このウレタン防水の耐用年数は一般的に8年~10年と言われています。

ウレタン防水は下地にウレタンの防水材を塗っていき、防水層を形成する工法です。

塗料で防水層を形成するため、形の自由度が高く複雑な形状の屋上にも対応することができます。

コストを抑えて工事ができますが、耐久性が低くトップコートの塗り替えなどメンテナンスが欠かせません。

アスファルト防水

最後のアスファルト防水は比較的耐用年数が高く、

一般的にアスファルト防水の耐用年数は15年~30年と言われています。

アスファルト防水とは下地にアスファルトを浸透させたシートをはり、

その上からアスファルトで押さえつける工法です。

防水層を厚くできるので防水性能が高く、耐用年数も高いのが特徴です。

その反面、施工にかかる費用が他の工法と比べて高く、工期も長くなりやすいデメリットがあります。

また、重量があるので木造の住宅や小規模な建物には向いていません。

 

TBstyleでは、計画段階からアドバイスをさせていただきますので、お気軽にご相談ください。

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